■ case6:誰が為に ■ |
いつも通勤で通ってる土手に、うずくまって泣いている女の子がいた。
もう日は沈んで暗くなりかけてる、子供は家でご飯を食べているような時間だ。
この土手の上の道は意外と人通りが多く、今も数人が歩いている。
だが泣いている女の子の方を見てはいるが、みんな素通りしてゆく。
どうして誰も声をかけないのだろう、と思いながら僕も気付けば素通りしていた。
電車の音が少女の鳴き声をかき消してしまう、だけど少女は泣き続ける。
橋の上から土手を見下ろしながら、顔は心配そうだけど何もしない人たち。
心なしか歩みが速い気がする、知らない振りをして去りゆく人たち。
テレビで暗いニュースが流れる、悲痛な面立ちで悲惨さを叫ぶアナウンサーと似ている。
他人の哀しみや辛さや、そして死は、他人では理解できない。
だけど見て見ぬ振りはしたくない、それが人間っていうものなんじゃないのだろうか。
・・・まずはこの子を交番へ連れていこう、泣き止むように自販機でジュースを買おう。
20050423→20050426
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■ 君が泣いている ■ |
君が泣いている
散りゆく涙を 拾い集めて 夢から覚めても まだ夢は終わらない
夕暮れの暖かさで 小さな震えを抑えこみ 届くところまで
君が泣いている
失くした全てを 拾い集めて 淋しく歩くよ まだ夢は終わらない
残酷な言葉の中 小さなともしび包み込み 消えないように
すれ違った瞬間 仲直りのキッカケ 思い出したヒトツの欠片
短い時間で 書き殴ったのは 何かに追われてた肉の塊
誰もが知ってる 誰も知らない 繰り返してる
君が泣いている
散りゆく涙を 拾い集めて 夢から覚めても まだ夢は終わらない
20050415→20050422
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■ case5:遺書 ■ |
突然、淋しくなる時があるのです。
無性に誰かと、話をしたくなるのです。
僕が此処にいる事の証明を、他人の肌に委ねたくなるのです。
だけど誰もいないのです。
僕の事に気付いてくれる人は、何処にもいないのです。
それでもまだ僕は、此処で叫び続けているのです。
一人が気楽でいいと思っているのです。
傷つき傷つけ生きて行くくらいなら、一人の方がいいのです。
どうせ、裏切られるのです。
だから誰も知らない僕の存在は、無いのと等しいのです。
全てを恐れ、逃げ出すのです。
痛みの無い世界へ、旅立つのです。
20050414
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■ パトエール ■ |
君の涙が 僕の心を 乱暴に引き裂いて
目には見えない 小さな歪みを 慎重に縫い合わせ
毒が抜けたら 君の身体を この胸に 抱き寄せて
朝陽の光が 溶けたアイスに 無造作に染み込んで
異国の言葉を 足りない頭で 適当に組み立てて
歩く事だけ 考えている それだけが 僕のしるし
頼りなく続く道を 果てしなく続く道を 時間をかけて
頼りなく歩く僕に 果てしない愛をくれた 命をかけて
街のネオンが 指にからんで 妖艶に輝いて
あの日失くした か弱い背中を もう一度思い出し
夢が覚めたら また会えるかな しがみつく 無様でも
いまだあの日を 諦められず 空想に泣きついて
間違いだとは 思っていないし 我侭に頑なに
光がまぶしく 前を照らすよ 君が好き 伝えたい
頼りなく続く道を 果てしなく続く道を 君と一緒に
頼りなく歩く僕と 果てしない愛をくれた 君と一緒に
20050406→20050413
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■ 途中から変わっても ■ |
イチイチ番号を画像にいれるのは面倒なので、今度から消すことにした。
そもそもただの通し番号なだけだから、番号を振るのすら必要ないのかもしれないが。
最近いくつかのサイトで当写真館を紹介してくれているようだ。
しかし写真数枚の更新で紹介してもらうのも何か悪いような申し訳無いような。
元々の更新スタイルが写真数枚追加っていうものだから、これはもうしょうがないのだが。
とにかく、ウチのような小さなサイトを取り上げてくれるサイト様、どうもありがとうございます。
そうゆうのも、更新のやる気に繋がってると、取り上げてもらって初めて気がつきました。
20050331→20050405
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